Q&A
よくある質問
Q.機械駐車の検討で必要なチェック項目は何がありますか?
(1)収容台数(2)収容可能車種(3)出庫時間(4)運用方法(5)騒音・振動の5項目です。
(1)収容台数
東京都駐車場条例における普通車附置義務サイズは弊社でいうML型になりますので、ML型以上にてレイアウト検討されることをお勧めします。
(2)収容可納車種
お施主様等のご希望車種の収容可否をチェックします。弊社にて「収容対象車参考表」を発行しておりますので、お問合せ下さい。
(3)出庫時間
地下式の場合、レイアウトにより出庫時間は大きく変動しますので、個別にチェックが必要です。
(4)運用方法
月極用途、時間貸し用途で大きく運用が変わります。月極用途の場合は暗証番号入力もしくはICカード操作が基本になりますが、近年機械式駐車装置の高機能化により様々なオプションが選択できるようになっていますのでお問合せ下さい。時間貸しの場合は、管制機器メーカーの時間貸し管制機器との組合せになります。
(5)騒音・振動
地下式は高い入出庫能力を実現させるため高速で設備を動作するので、騒音や振動は発生しますがパズル式駐車場は静粛性で高い評価を頂いております。建築用途により支柱防振や浮床対応、夜間速度抑制など様々な対策がございますので詳細はお問い合わせ下さい。騒音予想も可能です。
Q.最大何層まで対応できますか?
機種により異なりますが、自立で4層まで、中間スラブ設置で最大6層までです。
Q.収容対象車サイズ決定の目安はありますか?
近年の傾向として「ML型幅広対応」、「ハイルーフ車50%以上」のご要望が1番多いです。詳しくはこちら
収納車サイズ | 全長 |
A寸法
前輪中心から車両前端の |
B寸法
前輪中心から車両後端の |
全幅 | 全高 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
標準 | オプション | ||||||
M型 1.9t以下 |
普通車 | 5000 以下 |
1380 以下 |
4160 以下 |
1900 以下 |
- | 1550以下 |
HR車 | 2100以下 | ||||||
ML型 2.6t以下 |
普通車 | 5300 以下 |
4460 以下 |
1950 以下 |
2050 以下 |
1550以下 | |
HR車 | 2100以下 | ||||||
L型 2.6t以下 |
普通車 | 5600 以下 |
1530 以下 |
4610 以下 |
1550以下 | ||
HR車 | 2100以下 |
Q.ハイルーフ車を収容する場合の仕様変更箇所はありますか?
-
1.駐車室必要高さをハイルーフ車収容高さに応じて変更します。
【例】3層式ML型スミパークエースで1層のみハイルーフ車(2,050H)を収容する場合標準仕様機械必要高さ6,300 +(ハイルーフ車必要高さ2,050 - 普通車必要高さ1,550)×層数1 = 6,800
-
2.乗降室扉及び乗降室扉(分離乗降室の場合)必要高さをハイルーフ車収容高さに応じて変更します。
収容高さ 乗降室扉(全機種共通) GPSリフト部 2枚吊上 3枚吊上
(特防)3枚横開 4枚横開
(特防)リフト
本体リフト
ゲートHR車 2,050 3,645 3,310 2,665 2,650 4,800 4,450
注)分離乗降室とはリフト搬送領域と乗降領域が分離されている乗降室
Q.免震建物に機械駐車を設置することはできますか?
乗降室が免震側、駐車室が地球側の場合設置可能です。詳細はお問い合わせ下さい。
Q.機械式駐車場のカーゲートは特定防火設備相当品ですか?
特定防火設備の乗降室扉も取り扱っております。詳細についてはお問い合わせ下さい。
Q.駐車場内の換気について法的規制はありますか?
消防法に準じ、1時間以内に概ね3~5回の換気能力を有する必要があります。また機械保全も含め有害ガスが長時間滞留しないこと、結露が発生しないための換気が必要になります。
Q.地上設置することは可能ですか?
建物内であれば分離乗降室を採用することで可能です。詳細についてはお問い合わせ下さい。詳しくはこちら
Q.車いす使用者対応を採用した場合何台が利用可能ですか?
収容車台数全てが車いす使用者対応として利用できます。詳しくはこちら
(EV車充電対応、バイク駐輪対応は除きます。)
Q.出庫予約は可能ですか?
可能です。台数等詳細についてはお問い合わせ下さい。
Q.リニューアルに伴いHR車増加の対応は可能ですか?
ご相談ください。詳細についてはお問い合わせ下さい。詳しくはこちら
Q.リフトは何台まで設置できますか?
2台まで設置可能です。
Q.乗降室にはドライバー以外も入室可能ですか?
GPS(指定の寸法を確保した場合)のみ同乗者乗り入れが可能です。その他の機種については原則不可ですが状況により異なりますので詳細についてはお問い合わせ下さい。
Q.収納可能な車はなんですか?
制限寸法内に収まる普通自動車に限ります。
※普通自動車とは・・・”道路交通法施行規則”の第2条の普通自動車とし、さらに四輪の自動車に限定している。また積荷の荷崩れを想定して荷台の上方が解放された貨物自動車は除外している。【公益社団法人立体駐車場工業会発行の機械式駐車場 技術基準・同開設(2017年版)より】