vol.01 パーキングシステム
“コミュニケーション”こそ、
課題の発見・解決の決め手に
人に正しく、誠実に向き合う―——
“良い営業”は“良いコミュニケーション”から生まれる
PROJECT
MEMBER
PROJECT INFO 再開発地区へのGPS(グランドパーキングシステム)提案
近年東京都心では、多くの大規模再開発プロジェクトが進められています。当社は、このようなプロジェクトに最適な駐車場システムを提供しています。特に「GPS(グランドパーキングシステム)」は、省スペースで定評のあるパズル式駐車場「スミパークフリー」に高速リフトを付加することにより、高速・大容量での運用を可能とした大規模駐車場向けシステムです。ある再開発事業ビル向け駐車設備としてお客様に提案し、受注へとつなげることができました。
受注までにはお客様のご要望を詳細にお聞きし、コミュニケーションを重ねました。その中で見えてきた課題は、「仕様と価格の両立」です。
商品の価値を保ちながら、お客様に納得いただける価格を実現することに全社一体で知恵を絞り、最終的にお客様に満足いただける提案ができ、受注に至りました。
このプロジェクトに限らず、多くの案件は計画から受注まで5年~10年、受注から納入まで2年~3年の長い年月に渡り携わります。私自身は営業職担当ですので、設計に移行する段階で次の担当部門に情報を伝えて引き継ぐことにはなりますが、パズル式駐車場のパイオニアメーカーとして、全社一丸となって完成までお客様のプロジェクトを誠心誠意サポートし続けます。
QUESTION01 このプロジェクトはどんなきっかけで生まれたんですか?
元々このプロジェクトは、私が当社へ入社する以前から、先輩が長年営業し続けていたものです。私は6年前にキャリア採用で入社したのですが、入社以前から該当エリアの再開発の話が上がっており、私が営業を担当し始めてからは既に10年以上が経過しています。
金額・規模ともに大きな案件を引き継ぐことになりプレッシャーを感じていましたが、それは期待に応えたいという良い意味でのプレッシャーとなっていたと思います。昨年無事受注した際にはとても嬉しかったですね。
このプロジェクトは、私にとって入社後初の大きな仕事でした。先輩が長年の営業活動で築き上げてきたことを無駄にしないためにも頑張らないといけないな、と緊張する一方で、内心ワクワクもしていました。
QUESTION02 プロジェクトで感じたやりがいや、チャレンジしたことを教えてください。
私は、営業ではコミュニケーション力が重要だと考えています。特に当社の駐車場営業は、お客様の問いに対するクイックレスポンスが最大の強みです。従って、技術情報を含む疑問点や不安はいつも自部内で互いに共有・相談しながら進めており、自分が聞くだけでなく、聞かれたときにもできるだけすぐに答えられるよう、自社製品知識だけではなく、建築や付帯設備などの勉強を日々重ねています。
営業の責務は、まずは仕事を受注することです。さまざまな工夫やアイデアでを試行錯誤しながら目標の実現を目指すわけですが、なかには、自分だけではどうにもできないこともあります。そんなときには、同じ営業の仲間だけでなく、他部門の人たちとも話すことで、多種多様な意見を取り入れながら多角的視点で物事を考え、アイデアを創りあげていっています。
コミュニケーションの重要性は、社内でも社外でも一緒です。コミュニケーションは双方向でないと成立しませんし、コミュニケーションを求めているのは自分だけではないと思っています。人に、正しく・誠実に向き合うことを大切にしていきたいです。
QUESTION03 苦労したことはどんなことでしたか?また、それをどう乗り越えましたか?
本件を受注するに当たって課題になっていたのは、仕様と価格の両立です。他社製品と比べて当社の製品の性能のほうが高いことはお客様からも評価いただいていましたが、どうしてもお客様の希望価格と差が生じてしまいました。
このような状況のなか、先輩たちが長い年月をかけて信頼関係を築いてきた本案件を受注に導くにはどうすればよいのか。必死に考え、営業仲間にも相談しました。社内で幾度も協議を重ねた結果、新しく開発中のシステムを活かすことで希望価格を実現することができました。新たなブレイクスルーで今後のモデルケースにもなり、良いチャレンジができました。
QUESTION04 これからこのプロジェクトの経験を活かして、どんな風なことにチャレンジしていきたいですか?
駐車場の営業として、お客様からの質問に対し、その場で解決できることが多くなったと感じます。滞りなく話を進められるように、自分自身でも勉強を重ねてきました。勉強してもわからないことはエンジニアをはじめ工事や製造などの関係者に聞き、できることを増やしていく。先輩や同僚を見てもいると、そういった努力を積み重ねてきた人たちばかりです。
最近は女性も活躍してきており、時代とともに会社も変化しています。そんな中で私が思うのは、「これから営業でチャレンジする人たちに、私たちよりももっと容易にスキルを習得してもらうために自分たちが出来ることは何か」ということです。
若い人たちが成長する姿を見るのは、本当に嬉しいものです。先輩たちが築き上げてきたものを、さらに良くして継承していきたい。そのために、若手がのびのびと活躍しやすい仕組みと環境を整えていきたいです。
当サイトでは、改善向上を行うためにCookieを使用しております。つきましては、Cookie利用の同意をお願いいたします。
詳しくは、プライバシーポリシーをご参照ください。