人手不足やスペース不足の問題を解決する 複数種パレット対応マジックラック
圧倒的な保管量と省スペースのマジックラック
ディープストレージ式による圧倒的な保管量で、スペース有効活用と運用に最適な自動倉庫システムを構築します。パレット荷役の省人化で、フォークリフト作業者の働き方も改革します。
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多様なサプライチェーンに柔軟に対応
当初対応可能であったパレットサイズは、物流業界に広く使用されている1100(L)×1100(W)mm及び飲料業界用に最適化された1100(L)×900(W)mmとしていました。 しかし、知名度の向上に伴い包装材料・容器メーカーや化学業界など幅広いお客様からマジックラック導入の要求を受ける機会が多くなりました。
包装材料・容器メーカ―では1200(L)×1300(W)mm、化学業界では主に1100(L)×1400(W)mmのパレットサイズと従来と異なるサイズへの対応を求められたことから幅広い業界のサプライチェーンの人手不足解消に貢献することがマジックラックの使命であり、次の課題と捉えて、新たに最大1200(L)×1400(W)mmまでバリエーションを拡充させるとともに、複数のパレットサイズを1システム内で保管・搬送できるように拡張対応を行いました。
これによって流通するパレットサイズのカバー率を80 %から98 %と18 %向上させるとともに、重量も従来の1000 kgから1100 kgまで対応可能としました。
パレットの多様性と安全性の追求
複数種類のパレットサイズを収納するために、パレットの幅によって異なる保管ポジションを入庫時のパレットサイズ情報とマジックカーの停止位置のアルゴリズムを動的に制御することで対応(図参照)、奥行き方向は、ガイドの構造の変更により同一寸法のラック構造でも落下リスクがなく格納できるようになりました。
また、パレットサイズと重量の拡大に伴う機体およびラック構造を強化しつつ、高密度という特徴を損ねることがないよう各機器を改良し、「5.5 mの階高に1.5 mの荷物を3段保管」というコンセプトを守り、複数のパレットサイズに対応可能としました。
労働者人口の減少にますます拍車がかかり、人手不足がお客様の事業そのものの命運を左右しかねない時代においてこそ、パレットの保管・荷役作業の自動化における「柔軟性とラインナップ拡充」という過大を追求し、今後も最新技術で発展させることによって、物流現場の働き方改革を後押し、お客様の価値増大に寄与する製品の提供を続けていきます。
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