遠隔・自動RTG(ARTG)のお客様のご要望に応じた
カスタマイズを実施した、グレードアップ事例
遠隔・自動RTG(ARTG)
RTG運転者の労働環境を改善し、
安全で安定したコンテナ荷役の実現に貢献します
当社は2005年に世界で初めて遠隔・自動化RTGの実操業に成功し、RTG運転者の労働環境が劇的に改善されました。従来の機上環境における操作から事務所内環境での操作にシフトし、就労環境に対する満足度向上と将来の従業員維持という課題解決に貢献しました。
自動運転と遠隔手動運転のシームレスなベストミックスにより、荷役の生産性が向上し、安定した荷役が実現しています。
また、充実した安全監視機能と安定した制御動作により、安全な荷役の遂行に寄与しています。
今後は、水素を活用したカーボンニュートラル化にも挑戦し、環境への貢献も目指しています。
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- #自動化
- #遠隔操作
- #効率化
- #労働環境改善
ターゲット検出システムのグレードアップ事例
ターゲット検出システムのグレードアップ事例
従来:
画像処理によるターゲット位置の直接検出により、±35mm以内での正確なコンテナ自動積付を実現しました。
最新:
従来の画像処理システムに2Dスキャナシステムを加えさらに信頼性が向上しています。
マジックアイによる検出結果と、2Dスキャナによる検出結果を突合して乖離がある場合は、自動でコンテナを積み積み付けないように改良することでコンテナの自動積み付けの信頼性が向上しています。
遠隔操作卓のグレードアップ事例
遠隔操作卓のグレードアップ事例
先進デザインの取り込み、お客様のご要求に応じたカスタマイズ
第一世代
アナログチューナテレビで構成した遠隔操作卓。木製机に鋼板性操作パネルを組み込む設計を実施していました。
第二世代
デジタルディスプレイ採用で画質高精細化しました。
操作卓面のフラット化。表示器部は傾斜を付け、顧客オフィス空間にフィットする色調(ブラックからホワイト)に変更しました。
第三世代
4Kデジタルディスプレイ採用でさらに高画質化しました。
1ディスプレイにグラフィックと映像を統合、また、ボタン、ランプを丸型埋め込みにすることで、より操作卓面のフラット感とデザイン性が向上しました。
走行路安全監視システムのグレードアップ事例
2つの異なる監視システム(LiDAR(3Dスキャナ)とTof(Time of fright)3Dセンサ)で構成する安全監視システムを開発。
LiDARを用いた走行路障害物検出システムを自社開発。クレーン走行中にクレーンの動的傾斜変動が生じても、LiDARで走行路面を検出して、正確に検出領域が限定できることを特徴としている。
そして、屋外環境で利用できるTof 3Dセンサでも、同エリアを2重で監視することで信頼性を向上。
コンテナ自動積け制御技術のグレードアップ事例
コンテナ基盤傾斜に応じて意図的に、コンテナを少しずらして積み付ける制御を考案しました。基盤傾斜影響を受けずに垂直にコンテナを積み上げる、もしくは当該ベイの平均傾斜に対して直角にコンテナを積み上げることが可能となりました。
従来の課題:コンテナ基盤の傾斜に依存して隙間が狭くなり、コンテナが置けない。
方法1:垂直にコンテナを積み付ける方法
方法2:当該ベイの平均傾斜に沿わせて積み付ける方法
無線通信システムのグレードアップ事例
大容量無線通信システム
大容量映像データを高速で無線通信するため、初代ではVHFアナログ無線伝送方式を基盤とする漏洩同軸ケーブル通信システムを構成していましたが、2代目は漏洩同軸ケーブルをデジタル伝送対応に切り替え、デジタル無線通信方式としました。
現在は高速大容量無線通信を可能とする5G通信システムを採用しています。
初代(2005年~2016年):アナログ映像伝送
漏えい同軸ケーブルを用いたアナログ映像無線システム開発
2代目(2016年~2021年):デジタル映像伝送
漏えい同軸無線システムによるデジタル映像伝送
最新現在(2021年~):高速大容量5G無線通信